HP管理人のブログ

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福井県の中2自殺の件(10月報道)


NHKの報道


この報道を見る限り、叱責する30代の担任と副担任が事件の前にマインドフルネスということをたとえ知っていたとしても、自らマインドフルネスを習得したいと考えるとはとても思えない。


先生を指導する立場の人がマインドフルネスを理解していれば状況は変わったかもしれないが。


生徒や親御さんたちが、自らの身を守るために習得するチャンスがあってほしかった。、、、残念です。


マインドフルネスSIMTが必要な方々に広がれば、命が助かる可能性があります。


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中越高校で体験会を開催!


本日(10月13日)長岡市の中越高等学校でマインドフルネス体験会を開催しました!


サッカー部を指導する社会科の先生からご依頼を受け、男子学生7名と先生1名の計8名でした。


教室をひとつ貸して頂き、新鮮な空間でした。


先生の受け持つゼミではコミュニケーションをテーマに1年間学習なさるということで、今回はマインドフルネスのもつ客観的・俯瞰的視点を学びたいということでした。


いつもの資料に「マインドフルネス的なコミュニケーションとそうでない場合の比較」を追加し、作用と対象の概念や、本音について等を説明しました。


実践体験は、基本の呼吸法・注意作用の洞察・注意の移動と分配・食べる瞑想を行いました。


少し駆け足で進ませてもらいましたが、私にとっては学校でお話しをするという、1年前には想像もしなかった新鮮で貴重な体験でした。


また私が苦手なコミュニケーションをマインドフルネス的に勉強させて頂く機会になり、とても感謝しています。


先生からは生徒のために価値ある体験をさせてほしいという情熱溢れる思いがビシビシ伝わってきました。


生徒さんはマインドフルネスという言葉をはじめ、いろいろ初めて尽くしの言葉と体験に、おそらくは戸惑いながらも真剣に聞き入り、真剣に呼吸法を実践してくださいました。


生徒さんが今回の体験からひとつでも気づきを持ち帰って頂けたら嬉しいです。


ありがとうございました。




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本音(信念、ビリーフ、スキーマ)


SIMTでは、主観的、独断的、自己中心的な評価や基準を「本音」といいます。本音には嫌悪系、執着系、行動・善悪判断基準系があり、ここでは主に行動・善悪判断基準系をリストアップしました。他の心理療法では「ビリーフ」または「スキーマ」と呼んでいます。表面に浮かんでくる思考に気づき、一時的に楽になれても、これらの自分の中の固い信念である本音に気付くことがなければ、思考のクセ自体は今までと変わりません。しかし本音に気付いて自覚するだけで何かしらの変化はあるはずです。セッションの中盤以降ではこれらの受容についても実践していきます。執着さえしなければ、思考や本音は悪いものではありません。今この瞬間の現実も既に今起こったことですから、今起こったそれについてはもう変えられません。次の瞬間に何をするか、です。このリストの更に深い本音には、生死のテーマがありますし、自分とは何者なのか?というテーマもあります。


《本音(信念、ビリーフ、スキーマ)の例》

・相手を不機嫌にすべきではない

・失敗してはならない

・人は私の考えを理解すべきだ

・自分の提案は採用するべきだ

・断られたら嫌われているということだ

・子供は親に従うべきだ

・親は子供を愛するべきだ

・親は自分よりも成熟した大人であるべきだ

・恋人または配偶者は私に優しくあるべきだ

・仕事は完璧にするべきだ

・ミスはするべきではない

・欠点や弱みは人にみせてはならない

・子供のために我慢するべきだ

・人に迷惑をかけてはいけない

・他人に頼ってはいけない

・休んだりするべきではない

・いつも頑張らないといけない

・楽しむべきではない

・お金を使ってはいけない

・お金を沢山稼ぐのは悪いことだ

・お金を必要以上に持っていると不幸になる

・みんなに好かれるべきだ

・何か才能が無ければ好かれない

・弱みがあると好かれない

・弱音を吐いたらいけない

・感情を人に見せるのは恥ずかしいことだ

・自分の気持ちを優先すべきではない

・相手を満足させないとならない

・相手をがっかりさせてはいけない

・絶対に時間に遅れてはいけない

・無駄な時間を過ごさずいつも何かしているべきだ

・いつも何かを考えて時間を無駄にしてはいけない

・効率の悪いやり方は全てダメだ

・何事も早い方が良いはずだ

・プロセスより結果が全てだ

・結果よりプロセスが全てだ

・自分は正しい、相手が変わるべきだ

・自分に人より良いところがない

・こんな仕事をしても誰も喜ばない

・旅行に行ってもきっと楽しくない

・誰も助けてはくれない

・親がすることは全て自分のためである

・人前であがるのはわるいことだ

・不安が起きることはしない方がよい

・不愉快にさせる相手が悪い

・今は辛くても頑張ればいつか必らず報われるはずだ

・頭の良い人には価値がある、悪い人には価値がない

・みんなと仲良くしなければならない

・人間関係は波風を立てずに丸く収めなければならない

・どんな相手もゆるせなければならない

・大きな器でなければならない


本当にそうでしょうか?

これらは全て現実ではありません。幼い頃から今に至るまでの体験で強化されてきた妄想といってもいいストーリーです。これらを信じなければ、執着しなければ、害はありません。自分はそう思っているということを否定するとますます執着してしまいます。気づくということ自覚するということは、そう思っているということをありのままに認めはじめている受け止めることができはじめているということです。苦悩を解消していくには、まずは気づくことが必要になります。気づくと自動的に少しずつ解消する方向に縁の力で人生が流れはじめていくものです。



※リスト項目は野口嘉則さんのEQノートからかなり引用してます。

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最大の壁。治りたくない気持ち。


マインドフルネス心理療法を本当に必要としている人に届けたいと願って活動しています。


正直なところ、統計で発表されているうつ病者111万人(潜在的には500万人)に対して、マインドフルネス心理療法を含めて、何かしらの心理療法を実際にやってみようと行動している人はとても少ないと感じます。


心理的課題を抱えた人の特徴のひとつでもある、不安や恐怖を抱きやすい。


変化が怖い。


それが治ることであっても。


もし治ったら、他人は今までとは違う接し方になるかもしれない不安。


治っていく過程で自分を否定してしまうのではないか?プライドが傷つくのではないか?すべき責任が増えてしまうのではないか?


いろんなことをひたすら繰り返し想像してまた不安を重ねてしまう。


だったら今のままでもいいや。続ける自信もないし。治る保証もないし。


たしかにそう思ってもまったくおかしくはないです。誰にもある普通の感情です。


でも、この不安や恐怖を本人がなんとか減らしたい、できれば無くしたい、と思わない限り、この悪循環も止まりません。


インターネットのインフラがある今の時代は、HPや本やテレビやセミナーを通じてマインドフルネス等の情報が世界的に広まり、もしかすると今世紀最大、おおげさに言うと人類史上で最も恵まれているかもしれません。


それを活かすことができるかどうかは各個人に、「縁」として委ねられています。


するもしないもあるがままのあなたです。するべきちょうどよい時にすることになります。今したいと思えないなら、ただ今するべきちょうどよい時ではないだけです。


一方で、そんなに広めたいなら私自身がもっと工夫する余地が沢山あることも分かっています。もし稲盛和夫哲学ならどう対応していくのか考えてみたい。


この文章を作っているのもその一環。何事も囚われ過ぎずにやるべきことを坦々と進めていく姿勢がマインドフルネス観点でも大切です。まだまだですね~(^-^)

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『自由への旅』読書感想


この本の感想を書きたいけど、ずっと書けないでいました。私なんかが書くにはとても不釣り合いなのではと思ってました。そう思わせるほどものすごく素晴らしい本です。


市販の書籍にはなっていないもうひとつの代表作である『夏の雪』を一緒に読むと、ウ・ジョーティカ氏のひととなりも理解できて、この本もより理解しやすくなると思います。


無人島にもし数冊しか持って行けないとしたら、迷わずこの本と『夏の雪』を印刷した冊子を力バンに入れます。


この本は「マインドフル瞑想の実践講義」という副題がついていますがその通りです。特定の流派で講義している感覚はほとんど感じません。


ただ受けとる準備ができてない人が読んでも何も感じないでしょう。何事もそういうものです。


マインドフルネスや瞑想を実践をする上でとても参考になる「世界地図のようなもの」でもあり、翻訳された魚川さんが「自由への旅」と邦題をつけてくれた意味を後書きを読んでとても腑に落ちました。


素晴らしい本を世に出してくださり感謝の一言です。


『自由への旅』ウ・ジョーティカ[著]魚川祐司[訳]



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『手放す生き方』を読んで


これは私が瞑想や禅に興味をもってすぐに縁あって手にした瞑想実践を教えてくれる本です。


親しみやすさの翻訳があってのことでしょうか、なぜか話し手の体温を感じられる暖かみのある内容です。


彼は何度も『ただそれだけ』『ありのままを見なさい』『過ぎ行くままにして手放しなさい』と繰り返しさとします。


自分と他人を比較せず、自分の意見さえも手放し、シンプルに自分自身を自分の感情や行動や心を観察するのが修行の道であると説きます。


瞑想や禅の不思議さに好奇心いっぱいだった当時に、日常の場こそが修行の場であることを初めて教えてくれた本でした。。。皿洗いするときはいつもこの本を思い出します(^-^)


皆さんにもお薦めしたい良書のひとつです。



『手放す生き方』アーチャン・チャー[著]:星飛雄馬[訳]

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『タオを生きる』バイロン・ケイティ


1分間に1万もの考えが浮上したとしても、それらを信じなければ、あなたの心は平和なままでいられます。


『タオを生きる』バイロン・ケイティ

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バイロンケイティ



この約5年間で大量の本を読みました。


ほぼそれくらいにしかお金を使っていないというか使えない(笑)

       

人間学社会学系(森信三、田坂広志など)、心理系、道徳哲学系、初期仏教・禅・瞑想関連、非二元・哲学系も沢山。


但し、ちゃんと読んでいたか、実践していたかはとても疑問で、直近では以下のような感じでした。


菅波亮介さんのブログに触発されて、たしか5年前に買って読んだはずのバイロンケイティの「ザ・ワーク」を本棚の奥からひっぱり出してきて再読しました。


なんか初めて読んだかのような感覚。


夢中になって読み直しました。。。衝撃です。


当時はなんか意味が分からなくて、さらっと目を通しただけで本棚に入れてしまったようです。


今は乾いたスポンジが水を吸収するが如く、スッキリと理解できました。


どうやら今が理解し実践するべきタイミングだったようです。


これ、本当に素晴らしいです。


どんな方にもおススメできます。但し自分に向きあえる人。


4つの質問を自分に問いかけるだけで(但し真剣に)、ストレスの元になっている考え方の水面下のビリーフ(思い込みや信念)を浮かび上がらせることができます。そして新たに生きるための考え方を教えてくれます。自分自身で気づくのであまり抵抗なく受け入れられます。


使い方によっては魔法のようなツールです。


読んで実践してみると、ただのツールではなく如何に生きるかの哲学であることが分かります。


これも「今ここ、あるがまま」です。


奥が本当に深い。


あらためて認識しました。ありがたいことです。毎日が発見です。




ネット上で配布されている紹介資料の序文を貼ります。PDFダウンロードは→こちら



バイロン・ケイティのワークにようこそ


序文

1986年に私は、現実と言い争う思考を信じるときにのみ、人は苦しむということを理解しました。現実がそうであるのに、そうであってほしくないと思っても、無駄なことです。それは、猫に「ワン」とほえろと教えるようなもので、死ぬまでがんばってみても、やはり猫は、あなたを見上げて、「にゃ~」となくだけでしょう。これは一見、当然のことのように見えます。けれどももしもよく見てみるならば、こういったたぐいの思考が一日のうちに山ほど現れることに気づくでしょう。「人はもっと優しくあるべきだ」「こどもは行儀よくあるべき」「隣の人はもっとちゃんと庭の手入れをすべきだ」「あの人は私を捨てるべきじゃなかったのに」「もっとやせなくては(あるいは、もっと魅力的にならなくては、もっと成功しなくては)」こういった思考は、今のままの現実に対し、そうであってほしくないと期待する声です。こうして、あらゆるストレス、欲求不満、落ち込みが生まれます。「ワーク」になじみのない人は、よく私にこう言います。「でも、現実に抗議することをやめたら、私は力をなくしてしまうでしょう。ただ受け入れてしまったら、消極的な人生になってしまう」̶それに対し、私は答えます。「ほんとうにそうだと、あなたに分かりますか」いったい、どちらの方があなたに力を与えるでしょうか。「あの人は私を捨てるべきじゃなかったのに」か、「あの人は行ってしまった。さて、私はどうしようか」か。現実をありのままに見ることで、知性的な選択をすることが可能になります。抗議することは、あなたを制限します。「ワーク」は、起こるべきではなかったのに、とあなたが考えていることは、起こるべきだったということを明らかにします。それは起こるべきだったのです。というのも、それは起こったのですから。そして、この世のどんな思考もそれを変えることはできません。だからといって、それを大目に見るとか、認めるということではないのです。消極的になるのはありません。それはただ、物事を抵抗なしに、内面の葛藤というストレスなしに見るということなのです。だれも自分の子どもに病気になってほしくはありません。だれも自分のパートナーに去ってもらいたくはありません。けれども、そういったことが起きたとき、マインドのなかでそれに抗議することが何の助けになるでしょうか。私たちは無邪気にそうしていますが、それはそれ以外のやり方を知らないからです。「ワーク」は現実とのあいだのつらい戦いをやめ、物事をクリアに見る方法を提供します。特定の、鋭い質問を用い、私たちの思考を調べ、自分の混乱に気づきます。これは自己認識です。マインドが自分に出会い、自分を紙の上にとどめ、それを問い直すことで、「あるがまま」に抗議をすることがもたらす因果関係を理解します。





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