マインドフルネスとは? 自己洞察瞑想療法(SIMT)とは?

◆マインドフルネスとは

マインドフルネスは、今ここに意識を向けるということ。不快な思考や感情などにとらわれて、価値ある現在の情報や行動を見失うことのない心の持ち方のスキルです。


もっと簡単に言うと「大事なことに心を向ける」ということで、物の見方や心の使い方です。



◆自己洞察瞑想療法SIMTとは

(Self Insight Meditation Therapy/Technology)


大田健次郎氏が日本で開発されたマインドフルネス心理療法の一種です。


感情や思考を観察してあるがままに受容する心と、不快な身体感覚・感情・思考があっても価値あることに意識を向け行動する心を養うトレーニングが核となっています。


心の観察の実践、自己の心や世界について論理的に説明した西田哲学、心の病気についての脳神経生理学を融合させて、1993年から臨床的に用いられてきました。


流行の西洋から入ってきた二元観のマインドフルネスとは奥行きの深さが違います。


⇒詳細こちらの大田先生のホームページをご覧ください。

初心者向け=佼成出版社の本。うつ病などを治したい人。


この本は、うつ病、非定型うつ病、パニック障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、過食症などの人がマインドフルネス心理療法=自己洞察瞑想療法(SIMT)で、改善するための自習本です。


うつ病、パニック障害、PTSDなどの方を支援なさるカウンセラー、医師などの方がテキストとしてお使いいただけます。59の技法のうちの一部を用いて、他の領域にも応用できます。


心の洞察スキルをトレーニングして、うつ病や不安障害、過食症などを改善します。


引用元→こちら

やや中級=清流出版の本。病気というほどではない人向け。


日本、アメリカのマインドフルネスに関心のある方、ない方も、すべての人が知っておいていい、ストレス対処のマインドフルネス的な心得、自他不二的な日本人の日本的霊性への入門。


すべての家庭で、誰か一人くらいはうつ病、不安障害になってしまいます。心の構造についてすべての人が知っておいて、マインドフルネスの実践をしたほうがいいです。


仏教、襌のめざした基本的なことも理解できる。仏教、襌、マインドフルネスを長年やっているのに、哲学的に、思想的に説明できないということがないように。仏教、襌の核心が、この先にあることを理解して探求の方向を確かにしましょう。唯一・一度きりの人生、無駄な時を過ごしたくない、させたくない、自己を探求しましょう。


引用元→こちら


◆感情に意識を向けるということ

マインドフルネスとは目の前のことに心理的な記憶や将来に対する不安無しに、一瞬一瞬にありのままに気づいているということです。「今ここ」...話ではよく聞くことではありますが、実際にそのように在ろうとしたとき、シンプルであるだけに、その実践の難しさの壁にぶつかります。怒りや悲しさで感情が高ぶったとき、どうしたらいいのか途方に暮れます。そんなとき、次のようにイメージし、自分の心を大切な赤ん坊のように、注意深く意識的に扱ってみてはいかがでしょうか。


あなたは赤ん坊が泣くのを聞く母親のようにならなければいけません。もし赤ん坊が泣くのを聞いたら、手を止めて、赤ん坊のめんどうを見に行くでしよう。彼女はとても美味しいスープを作っていたかもしれませんが、それを中断してでも赤ん坊の部屋に行かなくてはなりません。赤ん坊のそばにいる母親はまるで太陽のように、あたたかみ、配慮、やさしさに溢れています。まず母親がすることは赤ん坊を抱き上げ、やさしく胸に抱くことです。母親が赤ん坊を抱くと、彼女のエネルギーが浸透し、赤ん坊を安心させます。怒りがこみ上げてきたら、まさにこのようにできなければいけません。あなたの最も重要な任務は、自分自身に戻り、怒りという赤ん坊に対処することですから、していることをすべて中断しなければいけません。赤ん坊のめんどうを見ること以上に急を要することはありません。』(引用元:「怒り 心の炎の静め方」ティクナットハン著:岡田直子訳:株式会社サンガ発行)